空気圧についてタイヤは適切な空気圧によって性能を発揮し、より長持ちして低燃費にも役立ちます。 正しい空気圧は、自動車メーカーにより指定されています。また、前後の指定空気圧が異なる場合があります。 交換するタイヤが純正サイズと異なる場合は、タイヤ販売店にご確認ください。 |
純正タイヤの空気圧確認方自動車メーカーの指定空気圧は車両の取扱い説明書、ドア付近等に表示されています。 分からない場合は、自動車メーカー,自動車販売店、タイヤ販売店にご相談ください。 指定空気圧表には自動車メーカー指定の車種ごとに設定されたタイヤサイズとコールドタイヤの空気圧が確認できます。 |
タイヤ空気圧の測定空気圧は月に一度、または長距離を走行する前にスペアタイヤを含め点検を行いましょう。 点検は走行前のタイヤが冷えている時に行いましょう。 空気圧を管理するには各々のタイヤの空気圧を計ってから2km以上運転して下さい。タイヤ販売店に到着すると同時にもう一度空気圧を測定して下さい。空気圧が増えていたら調整して下さい。 例えば、冷間時の空気圧が240kPa必要だとしますが、実際の空気圧は190kPaでした。この場合は50kPa空気圧を増やしてから改めて空気圧を確認する必要があります。 |
空気圧が減るしくみタイヤの空気は自然に抜けていきます。 外気温の変化は、空気圧の減少に影響します。 この変化は高い気温の時により顕著に表れます。 一般的に、タイヤは1ヵ月当たり10~20kPaの空気圧を失います。 空気圧の不足はタイヤ故障の主要な原因であるので、定期的に空気圧をチェックしてください。 |
その他のヒント*走行直後は空気圧が上がり、タイヤが熱いため空気を抜かないで下さい。 |
ローテーションについて不均一なタイヤ摩耗は、定期的にローテーションをすることにより修正されます。 車の適切なローテーションを知るには、オーナーズマニュアルの参照もしくはタイヤ販売店に相談して下さい。 偏摩耗があった場合、 ローテーションを行う前にアライメントの調整不良やバランス不良等ををタイヤ販売店でチェックして修正を依頼して下さい。 車によって前後のタイヤ空気圧設定が異なる場合があります。その場合は、ローテーションの後、各々のタイヤ空気圧を再調整して下さい。 空気圧表示表に詳細な情報が書いてあります。 定期的なローテーションは、タイヤを均一に摩耗させるために行います。オーナーズマニュアルを参照してから適切なローテーションを行ってください。 ローテーションの目安が指定されていない場合は、5,000km走行を目安に定期的なローテーションすることをおすすめします。 偏摩耗があればより多くのローテーションを必要とするかもしれません。 |
一般的なローテーションについて一般的なローテーションが出来ない場合があります。そのようなタイヤは非対称のトレッドデザインで回転方向のあるタイヤが含まれます。一部の車は前後のタイヤサイズが異なります。この場合はローテーションに制限があるかもしれません。オーナーズマニュアルを参照するか、タイヤ販売店にご相談して下さい。 |
バランスについて小さいバランスウエイトがホイールに設置されている事をご存知でしょうか? このバランスウエイトは全スピード域でタイヤとホイールのバランスを保つために設置されています。バランスがとれていないタイヤ・ホイールは、高速度で激しい振動を発生させ、偏摩耗を引き起こす要因になります。一部の高価な合金ホイールは一般的なバランスウエイトを使用するとホイールに損傷を与える事があります。この場合、コーティングされたバランスウエイトを必要とすることがあります。詳細はタイヤ販売店に確認して下さい。 |
アライメントについて適切なアライメントは、タイヤの最適なパフォーマンスと適正な摩耗に不可欠です。急なブレーキ操作や劣化したショックアブソーバ・ブッシュ,曲がったホイール等の機械的な問題によって急激な偏摩耗を引き起こすことがあります。このような状態の時は直ちにタイヤ販売店で修正する必要があります。前輪駆動車と独立したリアサスペンションをもつ車は特に注意が必要であり、定期的なチェックを行わなければなりません。くぼみにタイヤを落とすとアライメントを狂わせることがあります。そのような衝撃はホイールのリムを曲げる事があり、目に見えない程度の損傷でもエア漏れを引き起こすことがあります。 |
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